WinUI3のButtonの使い方
WinUI3でButtonを用いた様々なボタンの表現を解説します。
Tags:#WinUI3
基本的なボタン
実装例
ボタンをクリックすると文字が表示される

## 1. XAML(ボタンのUI定義)
<Button x:Name="Button1" Content="ここをクリック" Click="Button_Clicked" Width="150" Height="40"/>
<TextBlock x:Name="ResultText" FontSize="16"/>
解説(XAML部分):
<Button>
:ボタン本体。押すことでClick
イベントが発生。Content
:ボタン上に表示されるテキストや要素。Click
:クリック時に実行されるイベントハンドラーの指定。TextBlock
:クリック後にメッセージを表示する部分。
2. C#(ボタンの動作を定義)
private void Button_Clicked(object sender, RoutedEventArgs e)
{
ResultText.Text = "クリックされました";
}
解説(C#部分):
Button_Clicked
:XAMLで設定した、ボタンをクリックした時に実行されるメソッド。ResultText.Text
:XAMLで設定した変更後のテキスト。
ボタンを押せない状態にする
実装例
ボタンを再度クリックできなくする

## 1. XAML(ボタンのUI定義)
基本的なボタンと同じなので省略
2. C#(ボタンの動作を定義)
private void Button_Clicked(object sender, RoutedEventArgs e)
{
ResultText.Text = "クリックされました";
Button1.IsEnabled = false;
}
解説(C#部分):
IsEnabled
:ボタンの利用可能状態(XAMLでも設定可)
Buttonでラップする
実装例
ボタンに表示される文章をContent以外で表現する

## 1. XAML(ボタンのUI定義)
<Button>これはとても長い文章ですこれはとても長い文章ですこれはとても長い文章ですこれはとても長い文章です</Button>
<Button HorizontalAlignment="Center" MaxWidth="240">
<TextBlock Text="これはとても長い文章ですこれはとても長い文章ですこれはとても長い文章ですこれはとても長い文章です" TextWrapping="WrapWholeWords"/>
</Button>
解説(XAML部分):
- ボタンの横幅は文章の長さによって自動的に伸縮します。
- ボタンの横幅を指定するときは
TextWrapping="WrapWholeWords"
を指定すると縦幅が伸びるようになります。
2. C#(ボタンの動作を定義)
動作は同じなので省略
Buttonにスタイルを適用する
実装例
スタイルを適用したボタンを表示する

## 1. XAML(ボタンのUI定義)
<StackPanel HorizontalAlignment="Center" VerticalAlignment="Center" Spacing="12">
<StackPanel.Resources>
<Style x:Key="NewButtonStyle" TargetType="Button">
<Setter Property="Background" Value="LightBlue" />
</Style>
</StackPanel.Resources>
<Button Style="{StaticResource AccentButtonStyle}" Content="強調" />
<Button Style="{StaticResource NewButtonStyle}" Content="新しいスタイル"/>
</StackPanel>
解説(XAML部分):
AccentButtonStyle
は元々入っているスタイルです。StackPanel.Resources
で新しいスタイルを定義しています。- スタイルの定義は
Window
では定義できないので注意してください。
2. C#(ボタンの動作を定義)
動作は同じなので省略
まとめ
Buttonは基本となるUIですので、基本の使い方を抑えつつ、スタイルの適用などで華やかな画面をつくってみましょう。
参考:WinUI 3 Gallery(リンクはアプリのダウンロードページに飛びます)
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